決まった予算内でトレンドに沿った良いものを買い付ける

お店で販売する商品を買いつけるのが、バイヤーの主な仕事内容になります。
買いつけと言っても大きな予算を持ってまとまった数量の商品を購入することもあり、「失敗したときはどうしよう」というプレッシャーも半端なものではありません。

トレンドに敏感であることや季節ごとに流行りそうな商品を見極め、仕入れるためにはそれなりのセンスと経験、データが必要になります。
いきなり新人に全権限を与えて、商品買いつけを行わせるような会社は存在せず、まずは先輩の仕事を後ろから見て勉強し、少しずつ仕事をさせてもらえるようになるのが一般的です。

この仕事には国家資格など特定の資格は必要ないため、誰でもできるのが特徴です。
けれど商品仕入れに関する知識やファッションセンス、市場動向データなどが必要なのでショップでの経験は必須。
ショップ定員から買いつけの仕事へキャリアアップする例も少なくありません。

バイヤーになるには?

この仕事をするためには、それなりのキャリアや職場からの信頼が必要です。
始めは買いつけの仕事にはまわしてもらえず、まずはショップ店員として販売の仕事をすることから始まります。

販売の仕事をすればお店を訪れる顧客から直に商品への評価や感想が聞けますし、どのような商品が求められているかもわかります。
「今はトレンドに乗ったこの商品が売れる時期」
「冬場はこのような傾向の商品が売れる」
「顧客はもっと軽い素材の洋服を求めている」
など、生の声を聞くことで勉強できることは多々あります。

自社商品の知識や顧客のニーズ、売り上げ管理、商品管理など基本となる知識やトレンド状況の把握などの勉強を経て、少しずつ商品仕入れの仕事を担当させてもらえるようになります。
基礎的な勉強が必要なので、入社して1年、2年のひよっこでは大事なポジションを任せてもらうことは不可能です。

入社後5年、10年のキャリアを積んで初めて、バイヤーとして第一歩を踏みだせるのだと考えると、簡単にはできない重要な仕事であることがお分かりになると思います。

画像出典元:https://search.yahoo.co.jp/

バイヤーに必要な資質とは?

バイヤーとして仕事をするためには、いくつか必要な資質があります。
良い商品をできるだけ安く仕入れるためには交渉することが必要なので「交渉力」は必須。
「こちらの商品をこれだけ仕入れるので、これだけの値引きをお願いします」と条件を提示して仕入れ価格のディスカウントをお願いします。

また「この季節にはこのような商品が売れる」など自社の売り上げを分析して、適切な時期に適切な商品を仕入れなければなりません。
トレンドに敏感なだけではなく、オーソドックスに売れる商品仕入れも必須なので「自社商品の売れ行きを分析する能力」も必須となります。

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